市民参加型市政の実現へ向けて


 平素より温かいご支援を賜り心から感謝申し上げます。
 令和3年5月から2年間、第56代岡山市議会議長を務めさせて頂きました。なかなか見ることのできない景色を体験させて頂き、政令市の議長というものの重み、その責任の大きさを実感いたしました。
 単に46人の議員の代表だけでなく、岡山県市議会議長会会長などの役職があります。加えて、全国市議会議長会、政令指定都市市議会議長会などで役職を頂き、東京での会議も多く、多忙ながらも充実した日々を過ごしておりました。これもひとえに、6期24年間にわたる皆様方のご支援の賜物であり、改めて感謝申し上げます。
 とは言え、私にとっての原点は「持続可能な岡山のまちづくり」であり、地域の諸課題の解決、立場の弱い人に寄り添うことであり、岡山の未来に責任を持つ政治を行うことです。その思いはいささかも変わっていません。
 東京一極集中・超少子高齢化等、地方自治体を取り巻く環境は厳しく、生き残りをかけこれらの課題をどのように克服していくかが問われています。また、都市間競争も激化しており、これを何としても勝ち抜いていかなければなりません。私自身、諸課題解決に全力を尽くす所存です。
 「持続可能なまちづくり」を旗印に、これまでの経験を生かしさらに精進して参りますので、どうぞ力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。


令和5年5月
                                                         和 気  健




岡山パワーアッププロジェクトの推進



1 自然災害から市民を守る
晴の国と言われる岡山にも災害は起きる。平成30年の大災害を忘れず、防災力・減災力の強化に努める。


2 少子化対策と笑顔の生まれる子育て支援
少子化とは将来の人口減を意味する。これを解消させるため、様々な施策、特に非婚・晩婚化対策に全力で取り組むと同時に、積極的な子育て支援と保育園の待機児童解消を図る。子どもの幸せに繋げるため、親が笑顔で子育てできる環境の整備を図る。


3 教育都市岡山の復活、いじめ・不登校の解決
「人は石垣、人は城」と言われるように、まちづくりの基は人づくりにある。子育てから学校教育まで一貫した「岡山っ子教育プログラム」を確立させる。学力テストが全てではないが、多面的な施策を講じ学力の向上を図る。岡山の次世代を担う有為な人材育成に努める。とりわけ、いじめ・不登校問題の解決に全力で取り組む。


4 交通の結節点、交通の利便性が高く、災害が少ないという強みを生かした企業誘致
安全な場所であるということは、本市の最大の魅力である。岡山進出に関心のある企業に情報提供を行い、積極的な企業誘致を行うとともに、地元企業の飛躍支援にも力強く取り組んでいく。


5 高齢者が健やかで安心できる暮らしづくり
年金・医療・介護が行き詰まり、高齢者の不安が募り元気が失われている。安心できる制度の確立を図るとともに、元気な高齢者が現役として活躍し続けれるよう、健康づくり・生きがいづくりに資するための施策を講じる。特に高齢者の雇用という社会的な課題に真剣に取り組む。


6 多面的な役割を担う農業の支援
付加価値の高い農業の推進はもとより、兼業・小規模農家の多い本市独自の特性を生かした農業を支援する。特に、中山間地域を守るために、防災・景観保全など多面的な機能を果たしている「農地を守る農家」を総合的に評価し、支える仕組みをつくる。


7 恵まれた資源を生かした観光
リニューアルされた岡山城を観光拠点としてアピールするとともに、造山古墳をはじめ、古代史のロマン溢れる吉備路の魅力をパワーアップさせる。白桃・ぶどうをはじめとする果物、瀬戸内海の海の幸などの味覚で感動を与える「うまいもの情報」を発信する。こうした観光戦略と「笑顔のおもてなし」で観光都市を目指す。


 
 
 
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