平成23年の年頭にあたって


 昨年は、政治・経済、そして社会の混乱はひとかどではなかったように思います。特に、民主党の政権運営は全くの素人集団で、首相自ら仮免許中と称する有様です。
 周辺国が、虎視眈々と自国の国益を掛け、したたかな外交を展開しているにも関わらず、全くノー天気なのです。実際に彼らの頭の中には、端から国家という意識が全くなく、国境のない地球市民などという平和ぼけした概念と、どうすれば自分が政権の座におれるかの執着心だけのようです。
 仮免許どころか無免許運転状態なのです。大事故が起きる前に、一日も早く運転席から降りて頂かなければなりません。
 そんな中で行われるこの度の統一地方選挙は、我が国の将来を占う上で、極めて重要な意味を持ちます。
 民主党は、地方での主導権を握らなければ政権の安定はないとの方針で、一気に倍以上の議席獲得を狙い大量の候補者を擁立する動きです。
 岡山市議選においては、政令市移行後ということもあり、民主党の重点都市です。
 中でも、私が立候補を予定している北区は、民主党公認の新人候補が数多く参戦することから超激戦区となりそうですが、負ける訳には参りません。
 最後になりましたが、本年が皆様方にとって幸多い年になりますよう心よりご祈念申し上げます。






笹ヶ瀬川の改修工事始まる

   我が地域にとって、長年に亘る防災上の最大の課題であった笹ヶ瀬川の堤防補強工事が始まり3年になる。
 平成23年度は、左岸側(東)は「まつもとコーポレーション」、右岸側(西)は「荒木組」が施工する。交通規制があり、ご不便もありましょうがご理解の上、ご協力よろしくお願いします。
 事業化に至った経緯は、岡山空港など笹ヶ瀬川上流部の開発の進展に伴い、山林の持つ保水能力が失われ、短時間に下流の水位が押し上げられる。
 更に、我が地域の宅地化は水田の保水力をなくし、急激な内水面の上昇で、浸水の危機を招いていた。むろん、それぞれの地域でも同じような課題を持っており、笹ヶ瀬川にポンプ排水している。
 しかし、下流に位置する我々の地域がポンプを運転しようとするときは、笹ヶ瀬川の水位も大抵の場合、既に上昇しており、堤防決壊の恐れがあるため十分な運転ができない状況なのである。
 つまりポンプは、宝のもちぐされ状態で、床下浸水を我慢しなければならない不安な状況を強いられていた。
 そうした地元の切実な危機感を、行政当局に度々足を運び訴える中で、堤防の嵩上げ工事が事業化されたのである。
 ただ、県財政状況からかどうか、補強工事の進行状況が遅れ気味に感じられる。一日も早く安心できるよう、早期完成に向け、引き続き地元住民の気持ちを代表し、しっかりと伝える重要な役割を果たして参る所存です。






笹ヶ瀬川レッツクリーン作戦


 前日、前々日と寒い日が続き、天気が心配されたが、幸い穏やかな日和に恵まれた12月18日、笹ヶ瀬川レッツクリーン作戦を行った。
 地元町内の有志、御南中PTAをはじめとする学校関係者と生徒等、多くの人の参加を頂き、心地よい汗を流した。特に、岡山ブルーライオンズクラブの物心両面に亘るご協力はありがたく、感謝の気持ちで一杯です。 お陰で見違える程きれいになり、これで気持ちよくお正月を迎えられる。 
 笹ヶ瀬川は、地域にとって豊かな自然を残す貴重な場所である。しかし、雑木が茂り、草の背丈が伸び、粗大ゴミを捨てても目立たない場所であり、不法投棄場所として深刻な状態にあった。  雑木を切り倒し草を刈ってもすぐに元に戻るが、明らかに不法投棄は減っており、間違いなく環境美化において前進している。会長として、改めて大勢の方々のご協力に心から感謝申し上げます。





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