岡山県防衛協会から感謝状授与される


 6月30日、岡山県防衛協会の総会が行われ、その中で、「我が国の防衛と自衛隊の任務に深い理解を示し、防衛基盤の育成に尽力した」との功績で、泉史博会長からの感謝状を頂く栄光に浴した。
 これまでの岡山県防衛協会の常任理事として、また岡山市議会防衛議員連盟会長としての活動が評価されたものと受け止め、防衛協会の更なる発展のため尽くして参らなければならないと改めて決意させていただくとともに、ご指導・ご協力頂いた皆様方に感謝申し上げたい。
 防衛協会の設立目的は、「防衛意識の普及を図ることと、自衛隊の健全な育成発展に協力すること」である。我が国の安全保障環境は、米ソの冷戦構造の終焉とともに、世界が平和に向かうものと思ったが、そうはならず、逆に、年々厳しさを増しているのが現状だ。北朝鮮のミサイル問題や、尖閣諸島などを巡る中国の海洋進出、中近東の混乱等、緊張感の高まる中、自衛隊においては、我が国を守るため日々の任務に励んでいることに敬意と感謝を申し上げなければならない。
 また、今回の西日本豪雨災害においても、暑い中の過酷な作業を黙々と行い、多くの尊い命の救助に当たるとともに、膨大な災害ゴミの処理を行った。特に、倉敷市真備町での迅速な復旧活動に対し、多くの市民が感謝したところだ。
 しかし、彼等が何処に宿泊したかといえば、大多数が岡山市にある三軒屋駐屯地の体育館だったという。もちろんクーラー等の設備はなく、一人あたりのスペースはたたみ一畳余りのすし詰め状態。人の体温で体育館内の温度は更に高くなるという過酷さだ。それでも昼間の作業で疲れ切っているので眠れるという。尋常の精神力ではない。感服するばかりだ。
 自衛隊は憲法違反だとのそしりを受けながらも彼等は黙々とその任務をこなす。例え自衛隊は嫌いだと言う人であっても救出するし、出動を要請した首長が自衛隊に批判的な立場であろうが現場に赴く。それが彼等に与えられた任務なのだ。
 こうしたことを考えれば、彼等が誇りをもって任務に当たれる環境を整えることが必要ではないかと思われる。つきましては、岡山県防衛協会に対し、ご理解を賜りご加入頂ければ幸甚に存じます。




白石橋拡幅工事に着手
        工期は34年までの4年間


 岡山市内の交通渋滞の解消は喫緊の課題だ。中でも、県道岡山倉敷線・白石橋付近は岡山県内でも有数の渋滞箇所である。
 起点である大供交差点から白石橋東詰めまでは片側2車線で既に完成している。そこから西に向けての拡幅工事を急がなければならない。道路渋滞による経済損失は大きく、その地域の成長を阻害しかねない。
 かねてから、議会質問などを通じそのことを訴え続けていたが、この秋から、白石橋を含んで西270メートル区間の工事に着工する。工期は34年までの4年間。
 現状の交通量が多い中での難工事であり、無事に完了することを願って止まない。
 状況を判断しながら更に西に延ばすとのことだが、状況を見るまでもない。引き続き久米交差点までの延長を強く働きかけて行かなければならない。




第19回 星空サマーコンサート
            成功裏に幕を閉じる


 8月25日、御南中学校区にとって最大のイベントである星空サマーコンサートがひらた旭川荘で開催された。「福祉のまち御南」「みんなでみなん」のスローガンのもと始まったこのイベントも今年で19回を数える。
 今や完全に地域に定着した自慢の行事となっている。今年も無事終えることができたが、これもひとえに地域の多くの皆様方のご協力の賜である。
 学校・園のこども達の元気で愛らしい演技に会場全体が和む。お子さんやお孫さんの応援にカメラ片手に家族総出で詰めかける。その眼差しは真剣そのものだ。
 この会場は大きな木々に囲まれ、さながら森の中のコンサートといった雰囲気である。市からの助成を受けている「区づくり事業」の一つだが、数ある中でも高い評価を受けている。
 締めくくりには、会場に接した笹ヶ瀬川の河川敷から本格的な花火を打ち上げる。近隣住民の方々も、この花火を大いに楽しみ、無事終了した。





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