新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年を総括すれば、日本列島は地震・台風・豪雨とあらゆる災害に見舞われ各地で大きな被害が起きたことに尽きます。本年も復旧に全力で取り組まなければなりません。
 また、新しい御代が始まりますが、統一地方選挙、参議院選挙、憲法改正など我が国の将来にとって極めて重要な案件が目白押しです。まさに大きな節目の年を迎えます。国民一人一人の見識が問われる極めて重要な年になりそうです。





  岡山市政の課題

 岡山市においても大きな変革の時期を迎えている。昨年7月の豪雨災害で経験したことのない被害に見舞われたことから、災害に強い岡山市を目指し、強靭化を図らなければならないことをはじめとし、これからの岡山市を形成する上で重要な案件が目白押しとなっている。
 例えば、昨年11月の補正予算では市民会館及び市民文化ホールを統合し、表町三丁目の千日前に整備する岡山芸術創造劇場について、市街地再開発事業とセットで整備する土地費相当額29億7千万円、建物相当額205億円の取得予算が可決された。2022年度の秋ごろオープン予定の新劇場の整備は、岡山市の文化力向上に資するとともに、中心市街地の活性化、回遊性の向上など、まちの魅力アップや新たなにぎわいの創出につなげようとするものだ。
 関連して、旭川京橋護岸船着場の整備事業費800万円も可決された。「瀬戸内国際芸術祭2019」の誘客のため、京橋南側護岸に船着場を整備するものだ。京橋から船が発着することになれば、人の流れが大きく変わることになると思われる。昔の京橋の賑わいを取り戻すため官民一体となり、知恵を出し汗をかくことが求められる。
 また、 岡山市本庁舎の整備についても、耐震補強ではなく建て替え案を選択することが示された。約248億円の大きな事業費を要するものであり、後世に禍根を残さないよう本格的な議論が始まることになる。さらには、路面電車の駅前広場乗り入れに伴う駅前広場のデザイン案に対するパブリックコメントも終わり、結論を出す時期を迎えている。


  統一地方選挙

 近年地方政治家をめぐるみっともない事件が幾度となくマスコミを賑わせている。今年4月には統一地方選挙を迎える中、地方議会、地方議員のあり方が根本から問われている。岡山市議会も例外ではない。
 選良と呼ばれる議員が議会ルールを守らないという考えられない行為が、議会全体の品位を貶め、信頼を失わせ、民主主義そのものを危うくさせているのである。市政に対し関心を持っていただき、議会の動き、各議員の活動を注視していただきたい。
 また、議会と当局は車の両輪と称されるが、議会側の輪は最大会派の我々が中心であり、その責任は重いものがある。自民党市議団の団長として、自らが襟を正し、この重要な転換期を力強く乗り越え、市民の信頼を回復させていかなければならない。
 岡山市の未来のあり方を熱く論じ、仲間同士研鑽し、信頼し合える組織作りを目指し、粉骨砕身努力して参る所存ですので、今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。




 

今保排水区ポンプ場整備を要望
  1,759名の熱い思いの署名を添えて



 平成30年12月17日、御南学区連合町内会会長澤井博氏他9名で市長室を訪れ、今保排水区ポンプ場の整備に関する要望を行った。
 既に、岡山市は事業を2年の前倒しで平成33年に今保排水区ポンプ場を完成させることを議会でも公表しているが、少しでも早い実現を地域は熱望していることを申し伝えた。
 特に、家屋の浸水被害は精神的にも耐えがたく二度とこうしたことがないようお願いした。
 併せて、今保1,284名(693世帯)、久米475名(322世帯)、合計1,759名(1,015世帯)の署名を手渡した。
 当局からは、重く受け止め最大限努力していく。ついては、排水シュミレーションを用いての地元説明会を開催し、地元のご理解を頂きながら進めて参りたい。用地の問題についてもご協力をお願いしたい旨の申し出があった。
 こちらからは、平坦な地域であり、水路の形態からも効率的に排水することは容易くはないと思っている。十分な説明を頂き、信頼し合える関係で事業を進めてもらいたいことを申し上げさせて頂いた。
 なお、澤井連長に同行した方は以下の通りである。
 和気茂(御南学区連合町内会副会長)長瀬徳夫(同副会長)宮木毅(同副会長)太田敏文(今保東町前町内会長)安井悌二(今保中町内会長)小橋隆志(今保新保町内会長)前田晁(久米町内会北地区長)野上雅信(久米町内会中地区長)米倉孝行(久米町内会下地区長)の各氏。





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